30代からのジュエリーは「重ねづけ」で脱マンネリ、pepperさん流コーディネートでブランドの名品も大胆に印象チェンジ
社会人の身だしなみの1つでもあるジュエリー。人生やキャリアの節目でジュエリーを手にし、自分をエンパワーメントしてきた人も少なくないだろう。30代以降になり、これまで愛用してきたアイテムにマンネリ感をおぼえている人や、1点ずつの無難なコーディネートに落ち着きがちな方におすすめの「重ねづけ」テクニックを探ってみたい。 話を聞いたのは、Instagramでジュエリーについてつづる軽妙な文章が人気のジュエリー愛好家pepperさん。シンプルで嫌味のないジュエリーコーデのコツは、どこにあるのだろうか。 【写真を見る】pepperさんが提案する、ジュエリーの重ねづけコーディネート
■年齢を重ねても愛用できるのがジュエリー ――Instagramでもさまざまなジュエリーのコーディネートのコツや、アイテムへの思い入れを語られていますが、ジュエリーとの出会いは? 子どものころからキラキラしたものが好きで、子ども用のおもちゃの指輪や腕時計を大切にしていました。大学生になってからはファッション全般に興味を持つようになり、毎月ファッション誌をチェックしてトレンドを追いかけていました。とくにバッグと靴が好きでしたね。
30代を迎え、体型やライフスタイルが変化する中で、入れ替わりのスピードが速い服や小物と比べて、ずっと使い続けられるジュエリーの魅力に気づきました。 私はモノが経年劣化していくのが悲しいと感じてしまうので、消耗しにくくメンテナンスによって長く使えるジュエリーや時計に惹かれるようになりました。今愛用しているロレックスの時計も、高校時代に雑誌で一目ぼれして、両親に大学入学祝いとして買ってもらったもので25年使っています。
【写真を見る】pepperさんが提案する、ジュエリーの重ねづけコーディネート ――今回お聞きしたいテーマは「重ねづけ」ですが、pepperさんは普段からジュエリーを重ねづけしますか。 例えば、時計やバングルにコードブレスレットを重ねるというようなつけ方はよくします。一方で、リングを同じ指に複数本つけるというような重ね方は、あまりしないですね。 縦に重ねるのではなく、中指、薬指、小指に並べてつける……といったつけ方はよくしています。20代のころは華奢なデザインのネックレスを重ねてつけるのが好きで、AHKAHのネックレスとTiffanyの「バイ ザ ヤード」のネックレスを重ねるのがMY定番でした。