12日から新潟交通の一部路線で実証実験:AI活用した顔認証システム【新潟】
新潟交通は、路線バスでAIカメラを活用した顔認証システムの実用化を目指しています。バスの利用状況を分析することができ、乗客の利便性向上が期待されます。 【動画】12日から新潟交通の一部路線で実証実験:AI活用した顔認証システム【新潟】 新潟交通は、12日から一部の路線で電子決済サービスを手がける会社と連携し、AIカメラの実証実験を始めます。 ■富沢菜々アナウンサー 「バスに乗り込むとAIカメラがあり、顔の特徴から年代や性別を推定します。」 ドアの開閉でAIカメラが作動し、乗客の顔の特徴などを認識。乗車時と降車時の情報を照合します。 ■富沢菜々アナウンサー 「降りるときにもAIカメラがあり、GPS情報と連動して乗った場所・降りた場所を特定します。」 バスの利用状況のデータを可視化することで、乗客の利便性の向上を期待しています。 ■トランザクション・メディア・ネットワークス 淀川征慶さん 「実際にバスが遅延や事故にあってるなどのデータを蓄積して分析していくっていう統計情報の中で、何が課題かを可視化できれば。」 今後は、新たな乗車体系としてカメラ前に止まらずに料金の支払いが完了する『ウォークスルー』の実現を目指しています。 ■トランザクション・メディア・ネットワークス 今度祥一さん 「ストレスなくご利用いただくための方策の一つとして、地域普段使いの人には日々色んなダイヤや運行本数をデータに基づいて提供し還元して、よりよい使いやすいバスになれば。」 12月12日から22日まで、信濃町線と浜浦町線でAIカメラを搭載したバスが運行する予定です。