24日午前9時ごろの熊本空港の情報カメラに映った、見慣れない機体の着陸。防衛省によりますと、こちらは航空自衛隊の「F-15戦闘機」と呼ばれるもので、24日に4機が初めて宮崎の新田原基地から熊本空港に着陸しました。

熊本空港（益城町）

自衛隊とアメリカ軍が2年に1度行う大規模な実動演習の一環での着陸だということです。この後、燃料の補給などをして午前11時30分に離陸しました。

政府の「特定利用空港」指定

熊本空港は、ことし8月自衛隊や海上保安庁が訓練などで円滑に使えるよう整備する政府の「特定利用空港」に指定されています。 政府は、有事に備え全国28か所を「特定利用空港・港湾」に指定し、熊本空港、熊本港、八代港の3つの施設も含まれています。まずは、有事が現実にならないことを祈るばかりです。