夫婦で月収「40万円」の共働き世帯です。子どもの送迎などのために「ミニバン」の購入を検討しているのですが、経済的に厳しいでしょうか?
「30代・年収400万円世帯」がマイカーを持つのは厳しいのか
結論からいえば、必ずしも厳しいとは限りません。 総務省統計局が公表している家計調査(家計収支編・2人以上の世帯)では年齢階級別でみると「35歳から39歳の世帯」の自動車等関係費は2万6831円、年間収入階級別では「400万円から450万円の世帯」では2万1661円となっています。つまり30代後半かつ世帯年収が400万円の場合は、自動車維持費等に毎月2万円から3万円程度かけていることが分かります。 車両本体価格などが含まれておらず、あくまで月間維持費の平均的なデータとはいえ、家計のやり繰り次第でマイカーを持つことは十分可能といえるでしょう。
まとめ
本記事では、35歳会社員で手取り月収が夫婦共働きで合わせて40万円ある場合、ミニバンの購入や維持は経済的に厳しいのかを解説しました。 マイカーがあると移動手段の選択肢が増えて利便性が高まるのは事実ですが、家計の負担も増えます。ミニバンを購入した場合どのくらい利用する可能性があるのか、車両本体など初期費用は一括で支払うのか、それともフルローンを組むのか、駐車場代は毎月いくらかかるのかなどを整理して費用対効果があるかどうか考えることをおすすめします。 出典 ソニー損保 2023年全国カーライフ実態調査 トヨタ自動車株式会社 シエンタ価格・グレード リクルート自動車総研「中古車購入実態調査2022」リクルート調べ 総務省統計局 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部