ハメス・ロドリゲス、わずか4カ月でラヨ・バリェカノ退団の可能性 期待外れの5試合無得点
ラヨ・バリェカノのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(33)が今冬の移籍市場で退団する可能性があるとスペイン紙アスが6日に報じた。 ハメスは今夏、コロンビア代表の一員として参加した南米選手権でチームの準優勝に貢献。さらに大会最優秀選手賞に輝いた。その後、サンパウロとの契約が来年まで残るにもかかわらず自ら退団を申し入れて契約解除で合意し、8月に大きな期待を背負い、昨季まで同胞のファルカオ(現ミジョナリオス=コロンビア)が所属したラヨ・バリェカノに加入した。 背番号10を託されたものの、ここまでイニゴ・ペレス監督が標榜するプレースタイル(ハイプレス、高いインテンシティー、素早いトランジション)にフィットしていない。ポジション争いでイシやトレホに負けており、スペインリーグ成績は5試合(先発1試合)、122分出場、0得点0アシストと期待外れの結果になっている。 このような状況にあるため、ラヨ・バリェカノがハメスを今冬の移籍市場で放出する可能性がある一方、セリエAのラツィオが獲得を狙っているとアス紙は伝えている。(高橋智行通信員)