マギー・スミス Photo by Stuart Wilson/Getty Images

『天使にラブ・ソングを…』の修道院長役、「ダウントン・アビー」のバイオレット・クローリー役、『ハリー・ポッター』シリーズのマクゴナガル先生役などで知られるイギリスの名優マギー・スミスが、9月27日（現地時間）に亡くなった。享年89。奇しくも、一年前に『ハリー・ポッター』シリーズでダンブルドア役を演じたマイケル・ガンボンが亡くなった日と同日だった。 【写真】マギー・スミス 70年近い俳優人生を送ったマギー・スミスに、多くの業界仲間から追悼メッセージが送られている。『ハリー・ポッター』シリーズの主人公、ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフは、9歳の時のデビュー作『デビッド・コパーフィールド』でマギー・スミスと初共演したという。「その撮影の時、マギーは本当に親切に接してくれたし、幸運にもその後『ハリー・ポッター』の映画でさらに10年も一緒に仕事ができた」「“レジェンド”という言葉は使われすぎているとは思うが、この業界のだれかを指し示す言葉だとしたら、彼女にぴったりだ。マギー、ありがとう」と声明を発表した。 ハーマイオニー役のエマ・ワトソンは、インスタグラムのストーリーで、「子どもの頃はマギー・スミスがそんなに伝説的な人だとは知らなかった。『偉大さ』の真の定義のような人と一緒に映画に出られたことをすごく感謝したのは、大人になってからだった」とふり返った。「現実的で誠実で、楽しい人。自分を大切にする人でもあった」とつづり感謝を伝え、「寂しくなる」と悲しんだ。 ロン役のルパート・グリントは、「マギーの訃報に接し胸が張り裂けそうだ。彼女は特別な人で、いつもおもしろく、いつもやさしかった。彼女と一緒にセットを共有できたことは信じられないほど幸運だし、その中でも特にラッキーだと思っているのはダンスシーンを共有できたことだ。寂しいよ、マギー。彼女のご家族に愛を送ります」と『ハリー・ポッター』のマギー・スミスとのダンスシーンの画像をインスタグラムに投稿し、追悼した。