降格圏低迷の鳥栖、川井健太監督の契約解除を発表…後任は木谷公亮テクニカルダイレクター
サガン鳥栖は9日、川井健太監督との契約を前日付で解除したことを発表した。なお、後任には木谷公亮テクニカルダイレクターが就任する。 1981年6月7日生まれで現在43歳の川井監督は、現役時代に愛媛FCで明治安田生命J2リーグで2試合に出場。引退後は指導者に転身し、“古巣”愛媛のレディースやユース、下部組織で監督やコーチを歴任し、2021シーズンにはモンテディオ山形でコーチを務めた。2022年2月に鳥栖の指揮官に就任すると、初年度はJ1リーグで11位、昨シーズンは同14位という成績を残した。 就任3年目の今シーズンは序盤から不安定な戦いが続き、第25節終了時点での成績は7勝2分16敗の勝ち点「23」。明治安田J2リーグ降格権の19位に沈んでいる。 川井監督に代わって指揮を執ることとなった木谷氏は1978年10月9日生まれの現在45歳。現役時代は大宮アルディージャやベガルタ仙台、鳥栖、FC岐阜でプレーし、引退後は鳥栖のコーチや仙台のユース監督などを歴任。今年7月から現職のテクニカルダイレクターを務めていた。監督就任に際しては次のようなコメントを発表している。 「サガン鳥栖を応援していただいているすべての皆様。監督に就任しました木谷公亮です。サガン鳥栖のために全力で仕事をします。まずは明後日の浦和レッズ戦にできる限りの準備をして臨みます。スタジアムでサガン鳥栖ファミリーの力を見せましょう。よろしくお願いします」
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