ダイハツ、生産停止分の補償開始 認証不正で仕入れ先に
ダイハツ工業は22日、認証不正問題を巡り、自動車の生産を停止した影響に対する仕入れ先部品メーカーへの補償を2月中旬に開始したと明らかにした。生産や出荷ができなかった分の損失を補い、仕入れ先の経営を支援する。 22日に開いたオンライン記者説明会で明らかにした。仕入れ先が申請すれば、最短1週間でお金を支払う。補償額は非公表としている。広報担当者は「申請書の作成のサポートもしながらスピードを上げて支援をしたい」と述べた。 ダイハツは国の認証試験で不正が発覚し、昨年12月下旬に国内での車生産を全て停止。今月12日に京都工場(京都府大山崎町)の生産を一部車種で再開した。