毎年「自動車税」の納税でお金がカツカツになります。毎月どれくらい貯金するべきですか?
毎年5月になると自動車税の支払いが発生します。自動車税は車の種類や用途、排気量などによって税額が定められていますが、所有している車によっては高い金額を納めることになる場合もあるためお金の準備が難しいと悩む方もいるでしょう。 自動車税を支払う際に不都合が生じる場合は事前に貯金しておく方法がおすすめです。 今回は自動車税の税額を紹介し、さらに毎月どれくらい貯金していくと無理なく支払いに備えられるかを解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
自動車税はどれくらいかかる?
まず、ここでは自家用乗用車の排気量ごとの自動車税額を確認してみましょう。一口に自動車税といっても排気量によって大きく金額が異なります。 表1
※総務省「2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります」を基に筆者作成 自家用乗用車の場合、自動車税は3万円程度から11万円程度まで幅が広くなっています。コンパクトカーであれば4万円以内に自動車税を納められますが、排気量の大きいミニバンやSUVになると自動車税が高くなる傾向があります。
自動車税を毎月貯金する場合の金額は?
ここからは実際に自動車税を毎月少しずつ貯金していく方法を確認します。今回は2019年9月30日までに初回新規登録した車と仮定して、3つの税額で必要な金額を計算していきます。 ■排気量1000~1500ccの場合 まずは排気量が1000~1500ccの車を考えていきましょう。自動車税は3万4500円のため、1ヶ月あたりで計算すると2875円です。毎月3000円で固定して貯金すると分かりやすいでしょう。 ■排気量3000~3500ccの場合 次に比較的排気量が大きい3000~3500ccに該当する車で見ていきましょう。自動車税は5万8000円のため12ヶ月で貯金するとなると、1ヶ月あたり約4833円必要です。毎月5000円の貯金になるため、やや苦しいと感じる方がいるかもしれません。 ■排気量6000cc超の場合 最後に6000cc超の大排気量モデルの車の場合、自動車税は11万1000円です。1ヶ月あたり9250円となり、毎月1万円程度の貯金が必要となる計算です。毎月の生活費においてかなり大きな出費になると考えられます。