アメリカGP60分のみのFPはサインツ最速&フェラーリ勢1-2!フェルスタッペン3番手…角田裕毅10番手、ローソン13番手|F1
2024年のF1第19戦、アメリカGPのフリー走行が現地時間18日行われた。 現地オースティンは晴天のドライ、気温24℃、路面温度36℃という状況になっている。 今回はスプリントフォーマットということもあり、FPはこの60分のみ。中3週間の空きがあった後のグランプリとなるが、多数のチームがアップデートを持ち込んでおり、1度のFPでセッティングバランスを見る必要がある。そのうえ路面が再舗装されていることから、セッション開始とともに多くのドライバーはハードタイヤを装着してデータ収集に入っていった。 徐々にタイムを上がっていく中、メルセデス勢はジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトンともにマシンの挙動を乱すシーンが目立ち、スピンを喫する場面も。 開始30分が経過し、ここでレッドブル勢はソフトタイヤを入れる。直後の周回でマックス・フェルスタッペンが、昨季のポールポジションタイムよりも速い1:33.855をマークした。 セッション後半に入ってもロングランを行うケースが多かったが、残り10分が迫るとソフトを入れて、一発のタイムを出しに行くドライバーが多数となった。 結局終盤にタイムを上げたカルロス・サインツの1:33.602が最速でFPは終了。2番手は0.021秒の僅差で2番手チャールズ・ルクレールとなり、フェラーリ1-2となっている。 3番手は前述のタイムをマークしたフェルスタッペンで、4番手はランド・ノリス、5番手オスカー・ピアストリ、6番手ルイス・ハミルトン、7番手ジョージ・ラッセルと続く。8番手ケビン・マグヌッセン、9番手フェルナンド・アロンソというタイム順だった。 角田裕毅はトップから0.711秒差の1:34.313がベストタイムで10番手。今回が約1年ぶりのF1実戦となるVCARBの僚友リアム・ローソンは1:34.443で13番手となっている。
第19戦アメリカGP・FP結果
1/カルロス・サインツ/フェラーリ 2/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 3/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 4/ランド・ノリス/マクラーレン 5/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 6/ルイス・ハミルトン/メルセデス 7/ジョージ・ラッセル/メルセデス 8/ケビン・マグヌッセン/ハース 9/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 10/角田裕毅/VCARB 11/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 12/ピエール・ガスリー/アルピーヌ 13/リアム・ローソン/VCARB 14/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ 15/ランス・ストロール/アストンマーティン 16/セルジオ・ペレス/レッドブル 17/エステバン・オコン/アルピーヌ 18/バルテリ・ボッタス/キックザウバー 19/フランコ・コラピント/ウィリアムズ 20/チョウ・グァンユ/キックザウバー