和歌山でソメイヨシノ満開 平年と同じ・去年より9日遅く
和歌山地方気象台は、4月3日、和歌山でソメイヨシノが満開となったと発表しました。平年より同じ、去年(2023年)より9日遅い満開です。 3日は午前11時ごろ、和歌山地方気象台の職員4人が和歌山市の紀三井寺を訪れ、和歌山の桜の標本木に指定されている本堂前のソメイヨシノの咲き具合を確認したところ、満開の基準となる80%以上の花が咲いているのを確認し、満開を発表しました。 ソメイヨシノの満開は通常、開花から概ね1週間後と言われていますが、ことしは3月30日の開花から4日後に満開となり、和歌山地方気象台では、開花前後から暖かい日が続いたためではないかとみています。 和歌山のソメイヨシノの満開は、統計データの残っている1955年以降で最も早いのは、2023年の3月25日、続いて2013年と2002年の3月26日で、最も遅いのは、1988年と1970年、1969年の4月12日ということです。