<最高の花道へ―’22センバツ・東洋大姫路>選手紹介/12止 白川大秀選手/松本優斗投手 /兵庫
◇捕手の経験で視野広く 白川大秀選手(2年) 野球アニメ「メジャー」を見て、野球がうまくなりたいと少年野球チームに入った。 高校入学時は捕手だったが、ベンチ入りを目指し、一塁手に転向。捕手経験者ならではの周囲に気を配る視野の広さに自信がある。 ウエートトレーニングでは決められた回数を終えても、「あと3回」とぎりぎりまで自分を追い込み、腕や胸などの筋肉を増した。安定した下半身で、フォームを崩されてもバットを振り抜く長打力がある。バットを球に当てるポイントを意識しながら飛距離を伸ばす打撃練習に取り組み、甲子園での本塁打を狙っている。 自宅に帰ると、5歳の弟と一緒にアニメ「崖の上のポニョ」を見る優しい兄の一面も。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)168センチ・80キロ(2)右・左(3)一塁手(4)神戸市櫨谷(5)映画、音楽鑑賞 ……………………………………………………………………………………………………… ◇球速増し、キレも追求 松本優斗投手(2年) 直球とスライダーが持ち味の右腕。スライダーはさらに回転数を上げてキレを追求している。 痛めていた腰をかばい夏前に肩も痛め、2カ月ほど投球できず、11月の練習試合でようやく復帰登板を果たした。球が投げられない間、下半身のウエートトレーニングや走り込み、タイヤ引きに取り組んだことで、以前より球速が増した。技術だけでなく体の柔軟性を高めてけがをしない体作りをする大切さを知った。 周囲の支えがあるからこそ自分は野球ができると「感謝」を胸に、このまま好調を維持しながら甲子園で勝利投手になることを目標に掲げる。 寮生たちに褒められるほど歌がうまい。十八番はコブクロの桜。=おわり ……………………………………………………………………………………………………… (1)172センチ・74キロ(2)右・右(3)投手(4)洲本市立青雲(5)歌を歌う ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕