ネタニヤフ氏と会談拒否 米上院民主トップ、溝が鮮明に
【ワシントン共同】米上院民主党トップのシューマー院内総務は、イスラエルのネタニヤフ首相から上院の民主党議員団とテレビ電話で会談したいと要望されたが、拒否した。複数の米メディアが20日報じた。パレスチナ自治区ガザへの対応を巡る両氏の溝が改めて浮き彫りとなった。 ユダヤ人のシューマー氏は14日、ネタニヤフ氏が中東和平の「大きな障害になっている」と批判し、イスラエルの総選挙実施を求めた。民主党のリベラル派はイスラエル軍の地上侵攻に伴うガザの人道危機に反発を強めており、こうした意見を代弁した。 イスラエルを支持する上院の共和党議員団は20日、ネタニヤフ氏とテレビ電話で会談した。