〈バンコク移住〉プール・ジムありの洒落た部屋、家賃6万円で暮らせるが…富裕層には高級ホテル運営レジデンス「最上階」の購入がお勧めなワケ【現地の最新情報】
高級コンドミニアム、購入する人も多い
小峰:「家賃にそれだけ払うのなら、買ってしまおう」という方もいらっしゃるのでは? 北浦:はい。結構いらっしゃいます。約120平米の部屋が、約2億5,000万円から買えます。新築時からの値動きを見ても、価格は下がっていません。ですから、買ってから自分で数年お住まいになり、売却するというのも十分ありだと思います。 小峰:高級ホテル運営というほど高価なものでなくても、コンドミニアムを買う方はいらっしゃいますか? 北浦:もちろんいらっしゃいます。バンコクでは、三菱地所、野村不動産、東京建物、住友林業、阪急阪神不動産など日本のデベロッパーが、タイのデベロッパーと共同で開発しているコンドミニアムが多くあります。日本のデベロッパーが関与している物件なら、日本の富裕層の方にも安心感があるのではないでしょうか? 小峰:現地の不動産について、日本と少し違うな…と思われる特徴はありますか? 北浦:日本では高層になるほど値段が高くなり、低層階になるほど安くなりますが、バンコクではそれほどの差はありません。しかも、高層階やペントハウスは賃貸に出してもテナントが付きやすく、売却するときにも高値での売却がしやすいといえます。ちょっとした値付けのバグですね。購入されるなら、高層階かペントハウスがお勧めです。
インタビューを終えて
バンコクは日本人が多く住む都市のひとつです。日本人駐在者の多いエリアで利便性を取るか、チャオプラヤ川沿いで優雅な生活を取るか、選択肢はいろいろありそうです。バンコクの懐の深さを感じる内容となりました。 小峰 孝史 OWL Investments マネージング・ディレクター・弁護士
小峰 孝史,OWL Investments