若者らしい〝斬新!〟な意見も 水力発電所で「脱炭素学ぶツアー」【長野・伊那市】
水力発電所を会場にして地域の脱炭素を考えるツアーが開かれました。 企業や団体に加えて、高校生も参加。若い世代らしい意見も出されました。 伊那市にある西天竜発電所。天竜川の水で水力発電をしています。 ■県企業局の担当者 「この広い広場、災害時には災害の拠点として使って頂けるようにも整備しております」 そんな発電所にやってきたのが白馬村の職員や企業の社員、そして高校生たち。 白馬での脱炭素を考えるツアーで、再生可能エネルギー事業を手がける企業が招待しました。 ■県企業局の担当者 「ここが西天龍発電所の発電機になります」 27年間、4000世帯分以上の電気がここで作られています。見学を終えて、参加者からそれぞれの脱炭素の取り組みを発表しました。 ■スキー場運営 「自社で所有しているリフト、降雪機、レストラン施設など、すべて再エネに転換しています」 高校生も熱心に聞き入っています。意見交換会では高校生らしいアイデアも飛び出します。 ■白馬高校生 「よくウイングに筋トレしに行ってて、2~3倍でかい外国人とかいるから、その人たちにチャリこいで発電してもらう。ベンチプレスとかつけておけばこれで発電できる」 ■白馬高校生 「(スキーやスノーボードで)滑る時のエネルギーとかってたぶんあると思うんですよ。エネルギーを少しでも作れるんじゃないかなって思いました」 「素晴らしい、斬新、それは斬新です」 ■白馬高校生 「普段の授業や生活では知ることができない詳しい話が聞けて新しい発見がたくさんありました」 高校生はもちろん普段から脱炭素に取り組んでいる大人にも刺激になったようです。