6人全員が快適に過ごせる夢のような最上級ミニバン降臨! レクサスLMに6座モデルを追加
より多くの人にラグジュアリーな体験を
レクサス唯一のミニバンとしてラインアップされている「LM」。初代モデルは海外専売となっていたが、2代目となる現行モデルからは日本での展開も始まり、その豪華な車内の仕立ては大きな話題となった。 【画像】レクサスLM6人乗り仕様のそのほかの画像を見る(18枚) そんなLMは、ミニバンでありながらもラグジュアリーかつ快適な車内空間を目指して仕立てられたが故に、4人乗り(後席2人乗りのキャプテンシート仕様)となっていた。 そこに今回、ミニバンらしい6人乗りができる6座仕様が新たに加わることになったので、詳細をお伝えする。 まず、6座仕様の本モデルは「version L」というグレードになる。コンセプトは「素に戻れる移動空間」とした一方で、ドライバー側は「対話できる走り」となるよう、静粛性と操作性を高い次元で鍛え上げたモデルだ。 今回のモデルは、ビジネスやプライベートといったさまざまなシーンで使用することを想定しており、多人数で乗車しても、パーソナル感を尊重した、乗員全員がリラックスできる室内環境とした。 例えば、どのシートに座っても快適に過ごせるよう、前後左右のシート同士の空間を配慮。これにより、シートひとつひとつが個人の空間となるように調整されている。さらに、トリムやオーバーヘッドコンソールなども開放感や見晴らしを重視した設計、デザインとしているので、どこに座っても「LM」の名に恥じない仕立てとなっている。 なお、2列目には着脱可能なマルチオペレーションパネルが装備されているので、シートの調整や各種機能を手元で操作することができる。そのほかにも、乗員に最適な車内環境を提供するために、エアコンやシートポジション、サンシェード、照明といった項目を制御する「リヤクライメイトコンシェルジュ」といった機能も装備する。 インテリアには「ソリスホワイト」と「ブラック」の2種類が用意され。落ち着いた上質な車内空間となるよう仕立てられる。 後席のシートは、フラッグシップを名乗るにふさわしい仕立てになるよう、どのシートも乗員が自然体でいられるように、人間の骨格などを徹底分析したうえで作られている。とくに、疲労に直結する頭部の揺れを抑えるよう、座面やシート構造を見直している。そのほかにも、クッションやレッグフレームの間に防振ゴムなどを取り入れ、乗員を優しく包み込むような仕組みとした。 なお、2列目にはオットマンが付属しているほか、レクサス最高級本革であるL-ANILNEを採用する。そのほか、アームレストに格納されるテーブルは強度の高いマグネシウム製の天板を取り入れる。とにかく快適性を重視した仕立てだ。シートスライド量は最大で480mmとなっている。もちろん電動で駆動する。 3列目は、限られたスペースながらも、2列目同様に乗員を包み込み、ゆったり座れるような設計としている。リクライニング時には自然な姿勢が保てるように配慮されているとのこと。マルチポジションアップシートを採用するので、リクライニングしていても荷室の確保が可能となる。 フロントシートに関しては、旋回時のGに耐えられるようにホールド性を重視し、クルマとの対話ができるような構造を取り入れている。 そのほか、後席にはセンターコンソールにアクセサリーコンセント(100V)、エアコンの吹き出し口、ユーティリティボックス、HDMI入力端子を装備。加飾には、日本古来より縁起が良いとされる文様の「矢羽根」をモダン柄にアレンジしたヘリボーン柄杢で再現。 音響はお馴染みのマークレビンソン製を導入。本モデルには専用チューニングされたスピーカーを21個配置する。なお、前後独立した制御も可能なので、前席と後席で別々の音楽を流すこともできる。 そのほかにも、音声操作可能な格納式14インチディスプレイを装備しているので、HDMIやUSBなどを使って好きなコンテンツを再生できる環境も整える。 エンジンは2.4リッター直4ターボにハイブリッドシステムが組み合わされ、価格は1500万円だ。4座モデルが2000万円という価格なので、500万円ほどリーズナブルに手に入る点も魅力だ。 レクサスのフラッグシップを感じてみたい人にはオススメの1台といえるだろう。
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