沖縄独自のルール、40年かけて全廃に オートバイの通行帯規制を全面解除 県警
沖縄県警は13日、二輪車が車道の一番左の第1通行帯を走行しないといけないとする「通行帯規制」を全面解除した。人身事故全体に占める二輪車事故の割合減少などを踏まえ、2021年から段階的に規制を解除していた。県内だけで実施されてきたとされる規制が、実施から約40年かけて全廃となった。 【現場写真あり】「殺そうとはしていない」バイクを転倒させ、車でひく 殺人未遂容疑で男を逮捕
二輪車事故の抑止対策として1983年以降、主要幹線道路で総延長約82キロにわたり、二輪車の通行帯規制が敷かれてきた。21年3月からの段階的な規制解除で、23年3月までに約46.8キロの区間で規制が廃止された。 国道58号の旭橋交差点~勢理客北交差点、城間交差点~嘉手納南交差点の2区間、国道330号の古波蔵交差点~普天間交差点の1区間の合計3区間(計約35.2キロ)が残されていた。 13日に3区間の規制に係る道路標識・表示の撤去工事が完了した。バスレーン区間・時間帯においては第1通行帯を走行するとの規制に変更はない。 県警交通規制課は「規制は全面解除となったが、引き続き交通マナーを守って安全運転を心掛けてほしい」としている。
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