【バレー】新生リガーレ仙台 栁下夏苗「自分が崩れないことが大事。攻守の要になる」、鈴木音「高速バックアタックにチャレンジ中」、加藤優奈「結果で恩返しをしたい」 V女子
新体制となったバレーボールV女子・リガーレ仙台の選手コメントをお届けする。 Vリーグはこれまでの3部制、V1、V2、V3からV1チームを主体とした「SVリーグ」、V2・V3のチームを主体とした「Vリーグ」に再編され、10月より新方式でスタートを切ることになる。 昨シーズンV2(Vリーグ2部)を戦った仙台はシーズン終了後に雑賀雄太監督が退任。 7月開催のV・サマーリーグ東部大会を監督不在の状況で臨むことになったが、その不安をよそに大会では数々のSVチームを撃破し、最終戦でNECレッドロケッツ川崎を破り4位となる大健闘を見せた。 新監督には現役時代ブロックの名手として活躍した田中千代美氏(元日本電気主将。ベスビアス長岡前監督)の就任が決定しているが、監督不在の期間中、チームはいかにモチベーションを維持し、どのように準備を進めてきたのか。 7月6日、大会2日目に栁下夏苗、鈴木音、加藤優奈の3選手から話を聞いた。 (個人でもアウトサイドヒッターの鈴木音がフレッシュスター賞を獲得)
●栁下夏苗選手(アウトサイドヒッター) 新チーム、新体制になってからここまでの間、自分たちで練習を組んで、自分たちでチームを作ってきました。 その中でサマーリーグを一つの目標に置いていたのですが、思うようにできているところもあれば、さらに詰めなければいけないと感じているところもあります。課題が明確になったという点でも、とても勉強になっている大会ですね。 選手個々のスキルをもう少しレベルアップしていかなければと思っています。 ●鈴木音選手(アウトサイドヒッター) SVリーグに参加するチームとも対戦できる機会です。まずは今の自分たちにできることをやっていますが、ここまでチームにベクトルを向けてしっかり戦えていると感じています。 昨シーズンからの課題なんですが、不必要なミスが出て、勝てる試合を勝ちきれないというところがあります。そこを改善して次の試合につなげていきたいと思っています。 ●加藤優奈選手(セッター) 2人がほとんど話してしまいましたね(笑)。 新体制になってからここまで自分たちで練習メニューを組んで、あらゆることを選手たち自身でやっています。 チームが今、上手く機能しているのはそういった面も良い方向に影響しているのかなと、サマーリーグを戦ってみて感じました。 ただ、鈴木選手も言っているように、小さなミスが原因で相手にブレイクされるポイントを作ってしまっていますので、個々のスキルだったり、細部をもっと突き詰めてやっていきたいと思っています。 ――サマーリーグ、頑張っていますね。監督不在の中、練習にはどのように取り組んできたのでしょうか。 加藤:基本的にはキャプテン(加藤彩夏選手)、副キャプテン(佐藤麗奈選手)が中心になってメニューを組んでいますが、筋トレの部分は別の選手が担当していたり、チームのメンバー全員でやっている感じです。もうちょっとこういう練習がしたいという要望も随時みんなで出し合っています。
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