約200作が無料配信中のTVer”名作ドラマ特集”、懐かしいものから最近のものまで必見3本をオススメ
TVerの「名作ドラマ特集」の中で、懐かしいものから最近のものまで、ドラマを3本おすすめします。 真っ黒になりかけていたゲームがいっきに白くひっくり返されていくドラマ「アンチヒーロー」/いつもテレビをみていますSP ■『古畑任三郎』(フジテレビ) 1994年から2006年にかけて製作された大人気シリーズ。たくさん作られた話すべてが「おもしろい」と「とてもおもしろい」しかない、奇跡のようなドラマです。「それはいくらなんでも」と思うようなトリックもあるのですが、おもしろいから別にかまわないと思えてしまう。 豪華な俳優陣から演技が本業ではない人たちまで、楽しそうに犯人役を演じている誰もが個性的で魅力的。やっていることは殺人なのに、全然嫌な感じがしない。ドラマ全体を覆っている品のよさとユーモアは、古畑を演じる田村正和さんそのもののようにも思えます。 30年も前なので、新幹線の中にビュッフェ車があったり、どこでもみんなタバコを吸っていたりという懐かしさはありますが、物語は全然古びていません。 ■『東京タラレバ娘』(日本テレビ) 2017年の東京で、アラサーの独身女性3人が「3年後のオリンピックを一人きりで迎えるのはいやだ」と恋人を作ろうとするのだけれど、なかなかうまくいかない。「タラレバ」「いい男はどこに」ばかり言っている彼女たちを見ていると、自分が同年代の頃を思い出して、顔から火が出ます。確かにあんな感じだったなあ。そして彼女たちが関わる男たちが全員本当にかっこいいけど、彼女がいたり結婚してたりと、そいつはやめとけと言いたくなるタイプばかりで……仕事も恋愛もうまくいかず自信を失って揺れている時って、そういう男が現れるものなんですよね。でも魅力に抗えない。特に丸井さんの子犬のような人懐っこさは犯罪級。 まさかオリンピックが延期になるなんて想像もしていなかった2017年、人生にもがいている吉高由里子さん・榮倉奈々さん・大島優子がキュートです。 ■『スイッチ』(テレビ朝日) 2020年放送のスペシャルドラマですが、見逃していた方もいるのでは。 元は恋人同士だった、検事と弁護士。お互いに今の恋人を紹介する、微妙に気まずくて噛み合わない会話に、大人のラブコメだなあと笑いながら見ていたから、中盤の展開にびっくりしすぎて思わず声が出ました。ネタバレになりそうでこれ以上何も書けそうにないので、未見の人は今すぐ見ちゃって欲しいです。コメディであり、ラブストーリーであり、サスペンスでもあるという全部入りドラマ。「スイッチ」というタイトルの意味がわかる瞬間、ぞくっとします。次々現れる豪華な俳優さんたちの演技も楽しい。そして何よりも、阿部サダヲさんと松たか子さんの息のあった掛け合いが最高。
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