7人のキラキラ戦隊「仮面女子」、セカンドワンマンで“推し活”を奪う悪魔を退治「私たちのワンマン時空超え過ぎ!」
アイドルグループ・仮面女子が16日、神奈川・SUPERNOVA KAWASAKI(スペルノーヴァカワサキ)で7人体制の2ndワンマンライブ『お空に輝く7つの星!キラキラ戦隊仮面女子!』を開催した。仮面女子の誕生にまつわる壮大過ぎるスケールの“小芝居”と、アンコールを含む22曲の全力パフォーマンスに、ファンは熱い声援を送った。 【写真】躍動感あふれる仮面女子のライブ 陽向こはる、猪狩ともか、月野もあ、森下舞桜、小島夕佳、涼邑芹、蒼井乃々愛による7人の新体制となり、よりソリッドに、レベルアップしたライブを届けている仮面女子。現体制2度目のワンマンは、オープン1年未満という最新設備のホールにて、満員ソールドアウトの中でスタート。 まずはステージ後方、300インチ相当の超大型LEDスクリーンに歴史絵巻が映し出される。約20億年(!)前、仮面女子の楽曲「仮面大陸~ペルソニア~」の歌詞にも登場する大陸“ペルソニア”には、仮面を被った“仮面族”が繁栄。“アイドル”と呼ばれる女子を応援する“推し活”によって、争いのない世界が保たれていた。 そんな平和なベルソニアに悪の化身「デスアクマピサロ」が現れ、仮面族から歌と推し活を奪い去ったことで、大陸は暗黒の世界に。そこに立ち上がった『キラキラ戦隊仮面女子』の活躍により、悪は封印された。しかし令和の時代に再び悪魔が解き放たれ、地球のオタクからアイドルの推し活を奪うべく活動を開始したデスアクマピサロ。キラキラ戦士の末裔である仮面女子の7人は、歌とオタクの力で悪に立ち向かうことに。 そんな“事実”を明かされたメンバーは、ファーストワンマンが30年後の姿のメンバーの同窓会という設定だったことを受け「30年後の未来から20億年前って、私たちのワンマン時空超え過ぎ!」(猪狩ともか)とツッコミ。しかし「デスアクマピサロが嫌うのはオタクの『コール』『汗』『楽しむ姿』。ライブで盛り上げて奴を倒すんだ」という展開に「今回はそういう設定かぁ~!なるほど」(涼邑芹)と乗っかり、会場を埋め尽くすオタクを煽り、ライブで熱くさせていく。 この日初披露のロックナンバー「SUPER☆SOUL」や、コールのボリュームを目いっぱいに引き出す自己紹介曲「MEANING☆BEING」、定番の「大冒険☆」「超アドベンチャー」「全開☆ヒーロー」、バンドサウンドの「爆音☆ウェーイ」、ヒット曲の仮面女子版「第ゼロ感」、猪狩ともか作詞の力溢れる前向きソング「ファンファーレ☆」と、熱い楽曲を畳みかける仮面女子。一人一人の力は小さいが、多彩な個性を持つメンバーの光輝く“7本の矢”を一つに集め、そこにオタクたちのサイリウムの矢の加勢を受けて、見事にデスアクマピサロを倒すことに成功したのだった。 この日のライブにおけるキャラクターのデザインや映像の制作を手がけたのはメンバーの月野もあ。リーダーの陽向こはるは「もあちゃんがいなかったら今回のワンマンは成功しなかった」と感謝。月野は「仮面女子になって11年目。こうして活動できるのは、皆さんの応援のおかげ」とファンの愛を思いながら、「仮面女子のワンマンのチケットが、瞬殺の争奪戦になるようなビッグなグループにしたい。そのためにも応援よろしくお願いします!」と呼びかけた。
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