【FC東京との国立決戦で敗れた浦和レッズが感じた課題(2)】MF岩尾憲とMF伊藤敦樹のインサイドハーフコンビが語る課題とは……体現できなかった「本当のスタイル」
インサイドハーフでプレーしたMF伊藤敦樹とMF岩尾憲は、この試合をどう捉えたのだろうか。 ■【動画】50m越えの強烈ロングシュート! 浦和レッズFWチアゴ・サンタナが国立競技場で決めた「ビューティフルゴール」■ 逆転負けという結果に対し、伊藤は「前半にチャンスがあり、その中でチアゴがスーパーなゴールを決めてくれた。2点目、3点目も取るチャンスがあり負けてしまった。先に点を取れたがゲームの進め方にはまだ課題がある。今日は前半から飛ばして前から行くことを、みんなで意識した。その分、後半に足が止まってしまったところはある」と振り返った。 中断期間前の第4節湘南ベルマーレ戦(4-4)の反省点からラインを下げず、自分たちからアクションを起こして前に出ていくことを中断期間後のアビスパ福岡戦(2-1)で生かしてみせた。岩尾は「(チームの)ベースとしては、どんどん出て行って相手の自由を奪って支配するのが本当のスタイル」だと口にしたが、FC東京戦では、それを体現できなかった。 50分に1点を取り返され同点にされるとFC東京に勢いを与えてしまう展開に。伊藤は、「もう1つギアを上げて相手がより勢いに乗ってくるそれ以上の力を出さないといけない」とコメントすると「それができなかったことも課題」と言葉を継ぐ。
■伊藤「改善できないまま2失点」
浦和は守備ではめ切れず、1トップのFW荒木遼太郎とトップ下のMF松木玖生が流動的にプレー。“ゼロトップ2のような形を取り、ビルドアップ時には攻撃の起点を作られていた。「行く、行かない」で小さな迷いが生まれれば当然プレスのスタートが遅れる。遅れてハマるほど甘くはないのがプロの世界だ。 伊藤は「(ピッチ内で)改善できないまま2失点をしたのはもったいない。もう少しコンパクトにして4-4-2、4-2-3-1にするのも1つの選択としてあったが、チームとして4-3-3があって4-5-1のブロックを作って守る方針なので、スライドや一人ひとりの中を締める意識やプレスバック、もっと細部にこだわらないといけない」と口にした。 昨シーズンは、マチェイ・スコルジャ監督の下、リーグ最小失点となる27を記録しているが「去年は堅い守備ができていた中でやり方が変わって、耐えるところを耐えられてないのはチームとして弱さを見せてしまっていると思う」(伊藤)と危機感を募らせた。
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