庄川鮎求めにぎわい 砺波の「鮎や」9月から子持ち
砺波市庄川町庄の鮎(あゆ)料理専門店「鮎や」が、庄川で育まれた「庄川鮎」を求める人でにぎわっている。来月6日ごろから秋の味覚である子持ち鮎の提供を始める予定で、香りの良さに加えて、ほくほくした卵の食感でファンを楽しませる。 同店はアユ養殖・販売卸売業の山田商事(同市中野)が運営する。庄川の天然鮎と同社が庄川の天然鮎から採卵して育てた養殖アユ「生粋の庄川鮎」などが2022年に「となみブランド」に認定され、商品価値が高まった。 庄川鮎は庄川の藻を餌に育ち、小ぶりで頭から尻尾まで骨ごと丸かじりできるのが特徴だ。同社は市内中学校の給食にアユを提供する地域貢献も行っている。 鮎料理5品(税込み3630円)、同7品(4730円)、鮎の釜飯セット(4400円)などが人気だ。山田匡輔支配人は「生粋の庄川鮎をぜひ味わってほしい」と話した。