「騙されてはいけない」ドジャース、さらなる補強への“思惑” 通算341発男を「まだ欲しがっている」獲得に動くか
カージナルスのノーラン・アレナドが現地時間12月18日(日本時間19日)にアストロズへの移籍を拒否したことが『MLB公式サイト』などで報じられた。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン 通算341本塁打を放ってきた33歳の三塁手は「今すぐ勝てるチーム」を熱望しており、中でもドジャースを希望しているといわれている。 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「カーディナルスの情報筋ジョン・デントン氏によると、オールスター三塁手ノーラン・アレナドは、ドジャースからの最終回答を待っているため、アストロズへのトレードを断った」と説明した。 また、デントン氏は、ドジャースがアレナドの第一希望であり、「彼が今でも行きたいと思っている場所だ」とした上で、「アレナドがドジャースへの入団を希望していることに加え、デントン氏はロサンゼルスがゴールドグラブ三塁手に興味を持っている」と指摘している。 そして「ドジャースは彼への興味を軽視しているようで、マックス・マンシーが開幕ロースターに入ることに言及している。それに騙されてはいけない。ドジャースはまだアレナドを欲しがっている」と伝えた。 デントン氏によれば「(アレナドは)ドジャースが面と向かって『ノー』と言うまで粘るつもりだ」といい、同メディアは「ドジャースにはすでにマンシーが先発三塁手としているので、アレナドがどこにフィットするかは不明だ」としながらも、「ドジャースは創造性に富んでいるため、チームが両三塁手の能力を最大限に生かす方法を見つけたとしても不思議ではないだろう」と、ドジャースがアレナド獲得に動く可能性もあると結んでいる。 果たして、世界一軍団のさらなる補強への思惑とアレナドの希望は一致するだろうか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]