高校生が「投票立会人」に 宇部工生徒会、若者の選挙参加へ【宇部】
第50回衆院選の期日前投票最終日の26日、期日前投票所が設けられたゆめタウン宇部とフジグラン宇部で、若者選挙パートナーの宇部工高生徒会役員4人が投票立会人を務めている。高校生が務めるのは市内では初めて。 ゆめタウンで午前中に立会人となったのは奥谷一志君(機械科3年)。もう一人の立会人である市明るい選挙推進協議会の松山一人会長から指導を受けながら、投票する市民の様子を見守った。市の「親子DE選挙に行こうキャンペーン」に合わせ、保護者と一緒に投票所を訪れた子どもたちに、ご当地めいすいくんシールを手渡した。 奥谷君は「模擬投票は体験したが、実際の投票所の雰囲気はまったく違う。きょうの体験を同級生や後輩に伝えることで、若い世代の選挙への関心を高めていけたらと思う。自分はあす投票所に行って投票するつもり」と話した。松山会長は「実務体験を通して若者が選挙に参加する意識を持ってもらえればうれしい」と期待した。 両会場では、同パートナーの宇部工高と宇部中央高の生徒6人が啓発グッズを来店者に配りながら、投票を呼び掛けた。