撮影＝長野竜成

『爆チュー問題 25チュー年 おめでとう＆ありがとうスペシャル』が、2024年10月6日（日）よりFODで配信中。1999年から続く『爆チュー問題』の25周年を記念するこの特別番組には、ナインティナイン、菊池桃子らスペシャルゲスト出演するなか、QJWebはゲストのひとりである明石家さんまとの収録に密着。収録後には爆笑問題にインタビューを行い、ふたりにとっての『爆チュー問題』、そしてコントについて聞いた。 【画像】元気すぎる！来年70歳のさんまと、来年60歳の爆笑問題が大はしゃぎ

爆笑問題の憧れ、明石家さんまが『爆チュー問題』に登場

ねずみに変身した明石家さんまが現れた途端、スタジオにはじけるような笑いが起きる。爆チュー問題のぴかりとたなチューはひときわ目を輝かせ、「うわー、ありがとうございます！」とさんまに声をかける。登場から数分も経たないうちに本番が始まった。 最初こそぴかりとたなチューとして「さんまねずみ師匠」を迎えていた爆笑問題。しかしのっけから設定を無視したトークを始めるさんまに、ふたりも素に戻って笑いながらツッコんでいく。かつて所属事務所を辞め、仕事がない時期にさんまに救われたと語っていた太田。収録でも話していたが、60歳での引退を宣言していたさんまに「かっこよすぎる。落ちていく姿を見せてほしい」と引き止めたのが太田だったという。そんな太田の「さんまファン」ぶりが表情からも、次々と放り込むさんまの最新エピソードからも伝わってくる。 あっという間に収録時間が1時間を越えた。本番前、「どうせ俺とこいつは浮かれてまうから」とさんまから進行を依頼された田中が「『でたらめ』さえやってもらえたら大丈夫ですから」と答えていたが、話は縦横無尽に広がり、さんまは変なタイミングで強引に「でたらめ」を発動しようとしたり、田中が仕掛けた「でたらめ」を潰そうとしたりと、終わりが見えない。途中から登場したガチャピンとムックにさえ、笑いの指導を入れ始めるさんま。たまりかねた田中が「もういい！」と強引にまとめ、無事収録は幕を閉じた。