空飛ぶクルマ、都内で初飛行 操縦士乗せ高度10m、観客拍手
「空飛ぶクルマ」が17日、東京都内で初めて、江東区の東京ビッグサイト駐車場と近くの海上で飛行した。操縦士1人を乗せた機体が高さ約10メートルを前後左右に移動し、約500人の観客から拍手が上がった。 未来の都市像を発信するイベント「スシテック東京2024」の一環。主催する東京都などによると、空飛ぶクルマは人を乗せて飛ぶ次世代の乗り物を指し、渋滞緩和や災害時の物資輸送といったメリットが想定されている。 今回飛行したのは米リフト・エアクラフト社製で、1人乗りの座席の上部に取り付けられた18のプロペラが稼働する。幅4.5メートル、高さ2.6メートルで、重さは約196キロ。