唐沢寿明&鈴木保奈美が地上波33年ぶり共演…テレ朝系ドラマ「プライベートバンカー」1・9スタート
俳優の唐沢寿明が主演するテレビ朝日系ドラマ「プライベートバンカー」(来年1月9日スタート、木曜・後9時)に、鈴木保奈美、上杉柊平、土屋アンナ、MEGUMI、安井順平、吉田ウーロン太、夏木マリ、橋爪功が出演することが10日、明らかになった。唐沢と鈴木の地上波ドラマでの共演は1992年の「愛という名のもとに」(フジテレビ系)以来、33年ぶりとなる。 同作は富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うプライベートバンカーを描いたストーリー。唐沢が富豪たちの資産や利益を守るためなら何でもやる“悪魔的”凄腕プライベートバンカー・庵野甲一を演じる。 庵野は資産7000億円の大富豪、天宮寺アイナグループの社長・天宮寺丈洋(橋爪功)の依頼を受ける。最初の要望は、投資詐欺に遭い多額の借金を背負った、社長が愛するだんご屋「だんごの鶴松」を救うこと。「だんごの鶴松」の社長・飯田久美子を鈴木が演じる。 33年ぶりの共演に、鈴木は「唐沢さん演じる庵野に対して最初に抱いた印象は、『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造です(笑)」と楽しそうにコメント。庵野との出会いをきっかけにお金についてを学ぼうと助手を志願する役どころで、唐沢と「コメディと捉えていこう」と話しており、「お金のプロフェッショナルである庵野さんに対して、久美子さんは金融の素人代表みたいな人なので、先生と生徒のような感じを出していけたらいいなと思っています」と意気込んでいる。 ◆上杉柊平(庵野が信頼する助手、御子柴修役)「自分の身に置き換えて震えながら楽しんでもらってもいいと思いますし、金融知識を学んだり、またプライベートバンカーが解決に導いていく様を、単純にエンタメとして楽しんでいただいたりしながらご覧いただければなと思います」 ◆土屋アンナ(天宮寺家の長女・沙織役)「唐沢さんをはじめ、今回出演する全員実力があり、それぞれのカラーがある人たちが集まっているので、画面に映った時にはものすごいパンチ力になるんだろうなと思って楽しみです」 ◆MEGUMI(天宮寺家の長男・努の嫁、果澄役)「『お金』に憑りつかれた人たちの醜さとか、そこから来る情けなさなどが露呈して、それをきっかけに成長する人もいれば、落ちていく人もいるという、人間のギリギリなところをエンターテインメントとして描くというのが、とても面白いと思いました」 ◆安井順平(天宮寺家の長男・努役)「レギュラー出演者の平均年齢がとても高いですよね。ということは百戦錬磨のベテランが揃っているということでもあるので、“渋エンターテインメント”を目指したいなと思っています」 ◆吉田ウーロン太(天宮寺家の次男で民自党議員・昴役)「お話をいただいた際、まずキャストがすごいなと驚きましたね。そんな方々と僕が一緒に仕事をするの!?という衝撃で、頭が混乱しました。同時に、僕もその世界に入れると思ったら興奮しましたし、脚本を読んで様々な面で面白いなと感じました」 ◆夏木マリ(天宮寺アイナグループ副社長、丈洋の妻・美琴役)「最初に脚本を読ませていただいた時は、笑いましたし、『好きかも!』と直感で思いました。一見「悪」に見えるかもしれないけど、その裏に人間味や執着心、そしてその人なりの人生設計などが見えたら面白いかなと思いますね」 ◆橋爪功(天宮寺アイナグループ社長・丈洋役)「演出家も含めて、スタッフの人たちがいい作品を作っていただけるのが一番いいかなと思っています。だから自分が演じる役をこうしたいなどのわがままな欲望はなく、使っていただけるだけで『ありがとうございます』という気持ちです。なので、なるべく皆さんのお邪魔をしないように努めたいと思います」
報知新聞社