【一覧】徳島インディゴソックスがNPBへ送り出した11年連続26人指名選手たち 巨人の快足野手、復活した甲子園のヒーロー、1年で給料8倍男など多士済々!
2023年のドラフト会議で話題の中心となったのは、四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックス。史上最多の一挙6人が指名を受け、同時に2013年からの連続指名記録を11年まで伸ばした。 【動画】159キロの剛腕を筆頭に稀に見る大豊作!今年の独立リーガーもドラフト候補が盛りだくさん! 11年で指名されたのは26人。多士済々な顔ぶれだ。 始まりは、2013年に東弘明投手がオリックスから育成1位指名を受けたことからだ。その後、2015年には増田大輝内野手が、育成1位指名を受けて巨人へ。2年後には支配下を勝ち取り、その快足を武器に1軍昇格。2020年にはピッチャーとして登板したことも大きな話題になった。 翌2016年には木下雄介投手ら2人が指名。中日に入団した木下投手は2018年に支配下へ昇格し、1軍の戦力に。しかし、期待を寄せられていたなかで、2021年に亡くなってしまう。球界全体が大きな悲しみに包まれた。 2019年には明徳義塾時代に『甲子園の申し子』と称されて活躍した岸 潤一郎外野手が西武入団。一度野球から離れる生活をする中で、徳島で復活したストーリーは大きな話題になった。2022年には育成指名から開幕1軍を掴んだオリックス・茶野篤政外野手を輩出。先日の契約更改で875%アップを勝ち取って世間をにぎわせた。 こうした積み上げられた歴史の上に、今回の6人同時指名という快挙が加わった。中でも椎葉 剛投手は島原中央卒業後、ミキハウスへ。そこで本格的に投手人生をスタートさせたものの、3年で戦力外となり、徳島インディゴソックスへやってきた。そこからのフィジカル強化のおかげもあり、球速が11キロアップ。最速159キロの剛腕として注目を浴び、阪神から2位という、球団最高順位の記録を更新した。 現在、2024年の徳島インディゴソックスは新入団選手を続々発表している。彼らがまた次のドラフトを大いに盛り上げてくれることだろう。