「かけがえのない郷土の政治家失った」死亡した県議の追悼演説も 奈良県議会開会
奈良県議会の6月定例会が18日開会し、新型コロナウイルス関連の業務委託費を巡り、大手旅行会社「JTB」に対し過払い金の返還を求める損害賠償訴訟を提起する議案や、日本維新の会議員らによる議員の月額報酬を2割削減する条例改正案など35議案が提出された。 会の冒頭では、5月に大和高田市の近鉄大阪線踏切で電車にはねられ死亡した福田倫也県議(維新)へ黙禱がささげられた。福田県議と同じ大和高田市選出の米田忠則県議(自民党・無所属の会)が追悼演説を行い、「活躍を信じていただけに、かけがえのない郷土の政治家を失ったことは県議会のみならず多くの県民に痛恨の極みだ」と述べた。 会期は7月3日まで。6月24日に代表質問、同25、26日に一般質問が行われる。