夢洲にヒアリ550匹 大阪、万博工事影響なし
大阪府と大阪市は28日、市の人工島・夢洲のコンテナヤードで、強毒を持つ南米原産のヒアリの働きアリ約550匹が見つかったと発表した。既に殺虫処理を終えており、人的被害は確認されていない。島にある2025年大阪・関西万博の会場からは離れているとして、市は「工事への影響は聞いていない」と説明している。 環境省が毎年実施する全国港湾調査で発見。昨年の前回調査では異常がなかったという。 市によると、25日にコンテナヤードの地面で約50匹を確認。26日にさらに約500匹が見つかった。専門家の調査で、いずれもヒアリの働きアリと断定した。