オリックス・石川亮、100万円ダウン1600万円で更改 第3捕手を脱せず「どん欲に出場機会を狙っていきたい」
オリックスの石川亮捕手(29)は28日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、1700万円から100万円ダウンの年俸1600万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。 日本ハムからトレード移籍2年目の今年は13試合出場にとどまり、7打数1安打の打率1割4部3厘、0本塁打、0打点。森友哉、若月健矢両捕手とは同世代で、控えの「第3捕手」の位置付けを脱することはできなかった。スタメン起用された2試合の勝敗は0勝2敗だった。 出場試合数は昨年より1試合減っただけでも、成績に関しては「個人的にはまったく納得していない」ことから、ダウン提示には納得する。 帝京高(東京)からドラフト8位でプロ入りしてから来季は12年目となる。「監督が(中嶋聡監督から岸田護監督に)代わるということで、もう一度気持ちを新たに、自分の立ち位置を。どん欲に出場機会を狙っていきたい」と意気込む。中心選手の森または若月がマスクをかぶってチームが停滞および低迷した際など「流れが変わらないときに『亮でいこう』という立ち位置に上がりたいと思います」と話した。
中日スポーツ