「J1に行くのにふさわしくないと...」再び勝ち切れず2位後退。清水の秋葉忠宏監督は唇を噛む「緩さはしっかりと反省しなければ」
「優勝というところにこだわりながら昇格したい」
J2で首位に立つ清水エスパルスは10月6日、第34節で水戸ホーリーホックと敵地で対戦。2-2でドローに終わった。 【動画】試合を振り出しに戻した矢島慎也の強烈ミドル弾! 立ち上がりから主導権を握る清水だったが、23分に一瞬の隙を突かれて先制点を献上。38分にも失点して2点をリードされる展開となる。 後半はさらに攻勢を強め、47分に北川航也のゴールで1点差に詰め寄ると、82分に矢島慎也の強烈なミドルで同点に追いつく。しかし、逆転ゴールは奪えず、痛み分けで決着。前節の横浜FC戦(1-1)に続いての勝点1となった。 勝ち切れなかった清水は、今節、勝点1差で2位だった横浜FCが勝利したため、2位に後退。試合後、秋葉忠宏監督はフラッシュインタビューでこうゲームを振り返った。 「追い付いたところは意地を見せて、選手たちが最後までやってくれましたけど、やはり前半の2失点のところ。とくにファーストシュートや2つ目のクロスに誰も寄せずに逃げた状態で簡単に2失点しましたから、この緩さみないなものはしっかりと反省しなければJ1に行くのにふさわしくないと思われてしまう。 そこは大いに反省しながら、ここで2週間空きますし、あと4試合中3つホームでやれますので、しっかりとした成果を最後に出せるようにまた全員で気を引き締めてやりたいと思います」 今シーズンは残り4試合。指揮官は「しっかりと最後の最後まで戦って、優勝というところにこだわりながら昇格したいと思います」と意気込んだ。 次節は20日にホームでモンテディオ山形と相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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