「布に藍をこめて」がテーマ 15日から琉球びんがた組合展 23工房が展示販売 那覇の首里染織館
琉球びんがた事業協同組合(宮城守男理事長)は15日から17日まで、那覇市の首里染織館suikara2階研究会議室で第48回琉球びんがた組合展を開催する。今回は「布(ぬぬ)に藍(あい)をこめて」をテーマに、組合所属の23工房がそれぞれ個性豊かな藍型(エーガタ)の作品を展示販売する。 着尺や帯、のれん、小物などを展示するほか、オリジナルデザインのうちゅくい(風呂敷)とトートバッグを数量限定・特別価格で販売する。来年の干支である巳の柄のティーマットやミニバッグの染め体験のほか、1日10人限定でハンカチの藍染め体験も実施する。 同組合の三浦敦子副理事長は「デニムの風合いにも似た藍型の小物やバッグは生活の中に取り入れやすい。気軽に足を運び、お気に入りの作品を見つけてほしい」とアピール。組合員の具志七美さんは「染め体験は子どもから楽しく参加できる。この機会に紅型の魅力に触れてほしい」と多くの来場を呼びかけた。
午前10時~午後6時、入場無料。問い合わせは電話098(894)3363(同組合)。 (当銘千絵)
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