「あのクズ」鳴海唯、演じるさや美に共感「玉森(裕太)さんが本当にまぶしい」
――奈緒さんの印象はいかがですか? 「奈緒さんは、お会いする前から勝手に穏やかで大らかなイメージがありました。お会いしてみると思っていた通りで、それ以上に愛情深いオーラがだだ漏れでした。意外だったところは、奈緒さんはゲラで、めちゃくちゃ笑ってくださいます。『私、面白くなったのかな』と勘違いするぐらい(笑)。奈緒さんが笑うと本当に現場が明るくなりますね」 ――奈緒さんと一緒にお芝居をしてどんなことを感じますか? 「奈緒さんと対面していると、心がつながる瞬間が家族のシーンや大事なシーンで何度もありました。お芝居はもちろん前提にありますが、その向こう側に奈緒さん自身が持っている人としての温かさみたいなものを感じます」 ――それでは、玉森さんの印象はいかがですか? 「玉森さんは、とても柔らかい方で気さくにお話ししてくださいます。アメリちゃんが、玉森さんのことを透き通った肌とブロンドヘアから、王子さまではなく白馬のようだと、エリザベスと呼ぶんですよ(笑)。お芝居でも、さや美が玉森さん演じる海里を見て『まぶしい~』と言うシーンが何度か出てきますが、玉森さんが本当にまぶしいので、演じる上で苦になることなく自然な演技をすることができました。とても笑えるシーンになっています」
――他に注目して見てもらいたいところはありますか? 「斉藤さん演じる明美ママがスナックで昭和の歌謡曲を歌うシーンは見どころです。チャーミングな体の動きもすごくかわいいいですし、明美ママに群がる男性たちと、それを冷めて見ているさや美のシーンは本当に面白いです。この時代にやっていいのかと。タイムスリップした気持ちで楽しんでいただけると思います!」 ――今作はボクシングを通して辛いことからも這い上がっていく物語ですが、そういう時の鳴海さんの乗り越え方はありますか? 「私がへこたれそうになった時は、昔お芝居を一緒にした俳優の先輩や、プロデューサーさんからいただいた温かいメッセージを読み返します。『大丈夫、大丈夫。自分の周りには声を掛けてくださる方々がいるんだから、不安にならずに自信を持ってやろう!』と自分を奮い立たせています」 ――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします! 「ラブコメ作品ではありますが、恋愛だけでは収まらない青春や、家族愛を感じられる新しいラブコメになっています。火曜10時枠を楽しみにしてくださっている方はもちろん、普段見ていない方も楽しんで見ていただけると思います。ヒューマンとラブ、ファイティングが詰まりに詰まった、飽きるシーンがないほど見ごたえのある作品になっていますので、後半も楽しみにしていてください!」