【全日本】斉藤ブラザーズとともに無敗の宮原健斗&スミスJr.が「アイ・ラブ・ゼンニッポン!」
<全日本プロレス:品川大会>◇20日◇東京・品川プリンスホテルステラボール 「世界最強タッグ決定リーグ戦2024」公式戦5試合が行われ、Aブロックの斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ)が無傷の4連勝をマーク。Bブロックの宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.も2勝0敗とし、ともに各ブロックでの無敗をキープした。 メインイベントに登場した宮原&スミスJr.は青柳優馬&阿部史典と対戦。終盤、宮原が相手2人に徹底的に痛めつけられた。阿部の伊良部パンチを浴び、その勢いのまま青柳に押さえ込まれ、さらに青柳からロックスターバスターでたたきつけられた。 だが青柳が再度狙ったロックスターバスターをかわすとブラックアウト(ニーバット)を突き刺した。ここでリング上に現れたスミスJr.が阿部をブルドッグボムでたたきつけて排除。リングに残った宮原が青柳にブラックアウト→シャットダウンスープレックスホールド(相手の両腕をクラッチし、タメをつけて投げるスープレックス技)と続け、3カウントを奪った。 試合後のマイクで宮原が「おい品川! Bブロックに俺らの敵はいるのか? 品川の皆さまは、Bブロック、誰が勝ち進むことをお望みですか? 正直な声を聞かせてくれ!」と問いかけると、微妙に「阿部」「優馬」などの声も混じったため、「好き勝手言ってんじゃないよ、あんたたちは! ふざけんな平日の品川! なんだそれ、微妙だしよ! ふざけんな」と宮原が苦笑い。それでも「まあいい、12月8日の優勝決定戦に進むチームは間違いなく宮原健斗とトリプルクラウンチャンピオン、デイビーボーイ・スミスJr.に決定だ」と宣言した。 続けてスミスJr.が「ニホンゴヲ、ベンキョウシテマス、マイニチ!」と叫ぶと「スミスコール」の大合唱。さらにスミスJr.は英語で「日本語の勉強をして品川の『品』はグッズ、『川』はリバーだと学んだ。マジでミヤハラと俺はすべての賞品、すべての優勝を川から運んでくるんだ」と続け、「そして俺が日本で知ってることで1番大事なのは『アイ・ラブ・ゼンニッポン!』」と叫ぶと大きな拍手が巻き起こった。 ▼世界最強タッグ決定リーグ戦Aブロック公式戦 大森北斗&○羆嵐(4) (14分2秒、ダイビングセントーン→体固め) ×芦野祥太郎&田村男児(2) ライジングHAYATO&○安斉勇馬(2) (10分15秒、ギムレット→片エビ固め) ×大石真翔&マイク・D・ベッキオ(2) 斉藤ジュン&○斉藤レイ(8) (15分52秒、BBQボム→片エビ固め) ×関本大介&真霜拳號(3) ▼世界最強タッグ決定リーグ戦Bブロック公式戦 佐藤光留&○宮本裕向(2) (7分58秒、横入り式エビ固め) 黒潮TOKYOジャパン&×立花誠吾(2) ○宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.(4) (18分13秒、シャットダウンスープレックスホールド) ×青柳優馬&阿部史典(4) ※選手名の後ろの数字は勝ち点