トム・クルーズ、映画『名もなき者』ロンドンプレミアに降臨! ボブ・ディラン役の先輩としてティモシー・シャラメにバトン託す
ティモシー・シャラメ主演の映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のロンドンプレミアに、トム・クルーズが来場。ボブ・ディラン役の“先輩”としてそのバトンをティモシー・シャラメに託した。 【写真】ロンドンプレミアにトム・クルーズ来場! トムとティモシー・シャラメの2ショット 本作は、アカデミー賞ノミネート監督で『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールドの最新作。60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児(ちょうじ)としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。 ディランを演じたシャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーといった名優たちが出演。ボブ・ディラン本人も製作に協力し、シャラメがプロデューサーとしても参加している。 このたび、現地時間12月17日にロンドンで行われた本作のプレミア上映会にトム・クルーズが来場。 トムは、本作で“フォークの神様”ジョーン・バエズを熱演したモニカ・バルバロと『トップガン マーヴェリック』(2022)で共演をしており、さらにジェームズ・マンゴールド監督とも、『ナイト&デイ』(2010)の監督と主演として旧知の仲。『バニラ・スカイ』(2001)でボブ・ディランの『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』のジャケットをペネロペ・クルスと完全再現した経験があるなど本作に深い縁を持っている。今回、ボブ・ディラン役の“先輩”としてそのバトンをティモシー・シャラメに託した。 20世紀最大の詩人・パフォーマーでありながら、今なお現役ミュージシャンとして舞台に立ち続ける“生きる伝説”ボブ・ディランを演じた、ハリウッド新時代のスターとして頂点に立つシャラメは本作で全身全霊を込めて若き日のディランを完全再現し、そのビジュアルだけでなく、全ての歌唱シーンを自身の声で歌い上げる圧巻のパフォーマンスを劇中で披露している。ディラン独特の鼻声も見事に再現し、その演技が世界中で高く評価されているだけでなく、ボブ・ディラン本人もシャラメについてSNSで言及。「主演のティミー(ティモシー・シャラメ)は素晴らしい俳優だから、真実味のある私を演じてくれるだろう」と自身を演じたティモシーに対して絶賛の言葉を贈っている。 映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2025年2月28日より全国公開。