最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング13位。なぜクラブで出れない? 小さな対人自慢
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は4月22日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
13位:大畑歩夢 生年月日:2001年4月27日 市場価値:50万ユーロ(約7000万円) 所属クラブ:浦和レッズ 2024リーグ戦成績:5試合0ゴール0アシスト 浦和レッズの大畑歩夢は殻を破り切りたい選手の一人だ。 サガン鳥栖でキャリアをスタートさせた大畑は、プロ1年目となる2020年からコンスタントに試合に出場。翌シーズンにはリーグ戦30試合に出場し、一気にチームの主力に成長した。同選手は2022年から浦和レッズに加入し、一時は左SBのスタメンを奪うまでに成長したが、昨季は荻原拓也(現ディナモ・ザグレブ)の後塵を拝しリーグ戦のスタメン出場はわずか4試合にとどまった。 なかなか出場機会に恵まれない大畑だが、出場した時にはしっかりと高パフォーマンスを発揮してくれる。中でも優れているのが対人守備だ。168cmと小柄ではあるが、豊富な運動量と粘り強い守備で相手ウインガーに仕事をさせない。チャンスと見るや左サイドを駆け上がりしっかりと攻撃参加もできる。UAE戦でも左サイドからの絶妙なパスで日本の2点目をアシストした。 これまでU-23の左SBでメイン起用されてきたバングーナガンデ佳史伕が代表から落選し、大畑にとってまたとないチャンスが巡ってきた。この好機を逃さず活躍を続け、今季FC東京から移籍してきた渡辺凌磨とのポジション争いを勝ち取りたい。
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