あこがれから始まったBBJ挑戦で“日本代表”に「健康的に肉体美を追求するところを、自分が一番になって見せていきたい」
健康美を競う「BEST BODY JAPAN」(ベストボディ・ジャパン)の東京大会が8月25日に開催され、ベストボディ・ジャパン部門ミドルクラス(30歳~39歳)で上別府美貴也が準グランプリに輝いた。 【フォトギャラリー】両国が舞台のベストボディ日本一決定戦
競技歴5年目である上別府は、2023年にBBJ年間の集大成である「日本大会」でグランプリを獲得。団体が選ぶ“日本代表”にも選出され、BBJの顔となっている選手のひとりだ。 そんな彼がトレーニングを始めたのは30歳手前のこと。ジムで有酸素運動をしていると、偶然モニターに写っていたBBJ日本大会の様子に魅了された。その半年後には大会に出場し、あこがれを追いかける日々がスタートした。 「大会に出てみると、目の前にBBJのポスターに載っていた選手がいたりして、自分もこんな選手になりたいという思いが湧いてきました。そこから徐々に結果が出てきて、今やっと夢が形になってきた感覚です」 実績がついてきたからこそ、「日本代表に選ばれているので、団体の顔として恥じない普段からの行動やステージングを心がけています。みなさんの目標となれる選手になれればと思っています」と気持ちに変化も表われた。 ちなみに東京大会は初参戦であり、グランプリ獲得はならなかったが堂々のステージを披露した。これからも肉体美を追求しつつ、多くの選手のお手本となれるよう研鑽を積んでいく。 「去年日本チャンピオンになれて、やっとスタートラインに立てたんじゃないかなと思います。BBJはあくまで健康美を競う大会なので、過度な減量などではなく、健康的なボディメイクで肉体美を追求していくところを、自分が一番になって見せていきたいと思います」
取材・文・写真/シュー・ハヤシ