能登地震、住宅被害3万棟超える 輪島市で一部を計上
石川県は20日、能登半島地震で確認された住宅被害が1774棟増えて3万1670棟に上ったと明らかにした。これまで「多数」とされていた輪島市で870棟が計上された他、七尾市や羽咋市などで増えた。珠洲市では住宅被害が「多数」とされたまま。輪島市の棟数も市全体の一部とみられる。輪島・珠洲両市によると、仮設住宅入居申し込みはそれぞれ4066件と812件。 輪島市では、家屋の全半壊といった被害区分を示す罹災証明書の交付申請の受け付けを始めており、19日午後9時時点の件数を被害棟数として計上した。建物の被害認定調査も進めている。 被災地では、低気圧の影響で21日にかけて雨が降る見通し。
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