「おいしい」と好評 反響のすごさに喜びも 市制70周年の羽生市、小中学校に記念の献立 小中学生が食べたい献立、リクエストしたら給食に
埼玉県の羽生市が10月31日、「バーガーのまち羽生」にちなみ、市内の全11小学校と3中学校で「バーガー給食」を実施した。市制施行70周年を記念した献立。バーガー日本一で知られる同市出身、渡辺貴広さん(55)が監修した。「おいしい」と好評だった。 好評ベーコンチーズバーガー 羽生のハンバーガー専門店がリニューアル、目指すは「バーガーのまち羽生」
渡辺さんはバーガービッグバンプロジェクト(Burger Big Bang pj)の社長。市内でグルメバーガーの店「ビッグバンダイナー」を営む。昨年6月、ジャパンバーガーチャンピオンシップで優勝している。 献立は、バンズになる切り込み入りパン、チキン竜田オーロラソースかけ、エビとキャベツのソテー、肉団子入り野菜スープ、レモンゼリー、牛乳。オーロラソースには羽生実業高校の蜂蜜「羽実ハニー」を入れた。 新郷第一小学校(川島規行校長、児童数102人)にはこの日、渡辺さんと秋山文子教育長らが訪れ、6年生と一緒に給食を囲んだ。渡辺さんは「食育の一環でバーガーを給食に取り入れていただき、うれしい」と感謝した。 6年生は、渡辺さんにバーガーの作り方を教わり、好きな乗せ方をして食べた。細村麗心(うるみ)さん(11)は「おいしくて心に残る味。また給食で食べたい」と笑顔。秋本教育長は「また給食で出します」と約束した。
給食センター栄養主任の新井千尋さん(41)は「小中学生に食べたい献立をリクエストしたら、バーガーがとても多かった。渡辺さんには味付けなどをアドバイスしていただいた」と話し、反響のすごさを喜んでいた。
【関連記事】
- 給食無償化、埼玉12市町村さらに拡大 財政負担、質低下のリスクも 国の責任を県教育長が指摘
- 給食の牛乳パック「ストローレス」に 1年生は直飲みでゴクゴク 高学年は抵抗ある児童も
- 好評ベーコンチーズバーガー 羽生のハンバーガー専門店がリニューアル、目指すは「バーガーのまち羽生」 バーガー日本一、人気店の社長が監修 食べ応えに市長が太鼓判「評判呼びそう」
- 長蛇の列!バーガーフェス初開催、全店が人気 特にチャンピオンシップ日本一の店“バーガービッグバンプロジェクト”は大行列、グルメバーガー界けん引
- ファーストフードとは違う こだわりの手作りグルメバーガー 出身地を「バーガー」の中心に 世界大会にも出場、先駆者が地域を元気に