三河高浜駅前に鬼瓦 高浜市商工会窯業部会など 「屋根の日」に向けＰＲ
【刈谷】高浜市商工会窯業部会と三州瓦工業協同組合は、名鉄三河高浜駅前の歩道に鬼瓦を設置した。高浜市の地場産業である三州瓦を市内外の一般消費者に周知し、活用と普及の促進を図る狙い。設置期間は「屋根の日」の８月８日まで。 この取り組みは、２０２０年に開始した。当時は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、疫病を払うとされる妖怪の「アマビエ」などを作製し、設置した。 ５年目となる今年は、鬼瓦やガーデニング瓦、インテリア瓦、エクステリア瓦など、88個の三州瓦を展示している。普段は屋根に飾ってある鬼瓦を近くで見ることができる。期間中の午後７時から９時までライトアップもある。鬼瓦の幻想的な姿も楽しめる。 屋根の日は、全日本瓦工事業連盟が制定し、２００３年に日本記念日協会から認定を受けた。漢字の「八」が屋根の形に似ていることなどが制定の理由となっている。
