友人が卒業祝いで「100万円」もらったと聞きました。正直嫉妬してしまうのですが、そのまま「非課税」でもらえてるんですか?
贈与は可能な限り早めに始めると効果的
本記事では暦年贈与について解説しました。「毎年110万円までの贈与は非課税」ですが、相続が発生すると「持ち戻し」ルールが存在するため、今回の「100万円」の贈与のケースの場合、「贈与税」がかからなくても「相続税」がかかってしまう可能性はあります。 また、贈与を行う側の祖父母や両親の意思判断能力が低下してしまった場合には、贈与が認められないケースもあります。贈与は、可能な限り早めの行動をすることが肝心です。 出典 国税庁 No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税) 国税庁 No.4405 贈与税がかからない場合 財務省 令和5年度税制改正の大綱 執筆者:小林裕 FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート
ファイナンシャルフィールド編集部