【インドネシア】いきなり!ステーキ、ジャカルタに2号店
外食チェーン大手のペッパーフードサービス(東京都墨田区)は15日、インドネシアの首都ジャカルタにステーキチェーン店「いきなり!ステーキ」の同国2号店をオープンした。地場プリマ・ステーキ・インドネシアによるフランチャイズ運営となる。 2号店は、ジャカルタ最大級の商業施設「セントラルパークモール」で15日にオープンした飲食店を集めた別館「Tribeca Park(トリベカパーク)」に設けた。席数は室内90席、テラス34席の合計124席。 いきなり!ステーキは、7月にインドネシア1号店をオープン。ペッパーフードサービス営業本部海外事業部の川合雅部長によると、9~11月の3カ月間の来客数は月平均4,000人、12月はクリスマス繁忙期に入ることから5,000人を見込んでいる。日本では看板メニュー「ワイルドステーキ」の人気が高いが、インドネシアではリブアイステーキ(200グラムで28万ルピア=約2,700円=から)の人気が「圧倒的に高い」(川合氏)という。また2号店から「フレンチフライ」「オニオンリング」などのアペタイザーと、「サーモンステーキ」もメニューに加えた。「家族連れなどの来客が多いが、お連れ様の中には肉を好まない方もいる」(プリマ・ステーキ・インドネシアのマイケル社長)ことに対応した。 ペッパーフードサービスは当初、プリマ・ステーキ・インドネシアと1店舗ごとに出店契約をする「シングルユニット」を締結していたが、その後マスターフランチャイズ契約を締結した。今後はインドネシア国内で5年以内に10店舗の出店を目指す。 今後インドネシアでは、首都中心部の商業施設「プラザ・インドネシア」に2025年2月、首都郊外のバンテン州タンゲラン県ガディン・スルポン地区の商業施設「ハンプトンスクエア」に同年3月に、それぞれ出店を計画している。マイケル氏は、今後は南ジャカルタや北ジャカルタにも店舗を展開していきたいと話した。 いきなり!ステーキの海外店舗は、インドネシアのほかフィリピンに3店舗、台湾に1店舗の計6店舗ある。