「面白い」「良く考えた」 カワウソ警官「サギ師のカモにならないで」、小学生の防犯ポスター 長野
長野県防犯協会連合会と県警は17日、県内の小中学生が描いた防犯ポスターの審査会を県庁で開いた。電話でお金詐欺や子どもの非行防止、安心安全の街づくりなどをテーマにした多彩な作品が並び、審査員は「良く考えた」「面白い」と感心していた。 【写真】「オレオレ、ツルだけど」…それ、サギです!!
小学4年~中学3年が対象で、313校から6480点の応募があった。この日は各警察署の予備審査を通過した139点を同連合会役員や県警幹部ら約20人が審査した。
鳥のサギとカモのイラストに「サギ(詐欺)師のカモにならないで」と呼びかけるユニークなポスターもあり、同連合会防犯女性部長の浜村由美子さん(76)は「年々、子どもたちが伝えたいことを表現する技術が高まっている」と話した。銀賞以上の入選作品は24日から県内5カ所の会場で巡回展示する。