大河ドラマ『光る君へ』南沙良、片岡千之助ら新たな登場人物の扮装写真&コメント公開
南沙良、片岡千之助、伊藤健太郎、神尾佑が、吉高由里子主演のNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演する。 【写真】双寿丸役の伊藤健太郎ほかキャスト扮装写真【5点】 大河ドラマ『光る君へ』は、平安中期に、のちに世界最古の女性による小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部の人生を描く。 今回、新たな登場人物たちの扮装写真が公開された。南沙良が演じるのは、まひろ(紫式部)と藤原宣孝の娘・藤原賢子。祖父の為時にかわいがられて育つ。まひろには反発する時期があるが、その文才を受け継ぎ、やがて宮仕えすることに。実の父は道長である。 片岡千之助が演じるのは、一条天皇と定子の第一皇子・敦康親王。長の長女・彰子のもとで養育され、次の東宮候補だったが、彰子にも皇子が生まれたことで運命が変わってゆく。母代わりの彰子を慕うようになる。 伊藤健太郎が演じるのは双寿丸。賢子を盗人から救ったことで、その屋敷に出入りするようになり、まひろとも知り合う。武者としての生き方に独自の考えを持っており、興味を持った賢子はひかれていく。 神尾佑が演じるのは藤原隆家と親交のある武者・平為賢。隆家が大宰府に赴く際に従い、刀伊の入寇の際に軍功を立てる。為賢のもとで、双寿丸は武術の研鑽に打ち込んでいる。 ▼藤原賢子役 南沙良コメント 紫式部の娘、賢子を演じさせていただきます。賢子は、明るく情熱的で、後に女性としては異例の従三位という高位に上りつめたと言われています。母に対しては、放置されてきたという想いから、敵愾心にも似た複雑な感情を抱き、母娘の間の緊張感が存在しています。私も毎回いただく台本をとても楽しみにしています。賢子が持っているかわ いらしさ、利発さを丁寧に表現出来たらと思っています。 ▼敦康親王役 片岡千之助コメント 光源氏のモデルとなったという説のある敦康親王を演じさせていただけること心から光栄に思います。僭越ながら、僕自身も家を継ぐというような環境に長男として生まれた身ということもあり、敦康親王も長男としてお生まれになり、本来ならばそのまま皇太子になられるはずが、人々の思惑、また世の中の流れによって、悲劇的な運命を辿られる生涯であったと思います。ただ、悲劇的であったと言いましても、父上や2人の母上をはじめとするいろいろな方に愛されて育った方だと思っております。短い生涯でしたが、そのかけがえのない愛をもらった敦康親王の美しい人物像を僕自身、精一杯勤めさせていただきたいです。 ▼双寿丸役 伊藤健太郎コメント 今回、双寿丸というキャラクターを演じさせていただくことになりました、伊藤健太郎です。初めての大河で、しかも『アシガール』、『スカーレット』でお世話になった内 田チーフ・プロデューサーを始めとするスタッフさんとのお仕事、出演キャストの皆さんとのお芝居がとても楽しみです。双寿丸はオリジナルのキャラクターということもあり、すごく演じがいがある人物だと思っています。『光る君へ』の後半戦で双寿丸がどのように物語に関わって行くのか、ぜひ楽しみにしていただきたいです。誠心誠意努めたいと思います。 ▼平為賢役 神尾佑コメント 平為賢は平安時代、貴族の世から武士の世に移り変わる時代に生きた武将。時代の移り変わりの象徴の 1 人として登場します。おそらくこの頃には武士道精神というものはまだ確立してなかったが、忠誠、信義、献身に溢れ、純粋に藤原隆家の人柄に惹かれ心酔している、心から尊敬できる人物に仕えることは武士としてこの上ない幸せだったのだろうと思います。劇中では為賢ならではの忠と武を存分に表現したいと思います。
ENTAME next編集部