赤楚衛二、「サプライズをもらいすぎです」主演映画『366日』の主題歌を歌うHYの登場に感激
俳優の赤楚衛二(30)が6日、東京都内で主演映画「366日」(新城毅彦監督、来年1月10日公開)の最速試写舞台あいさつに共演の女優上白石萌歌(24)とともに登場した。 映画は音楽ユニット「HY」の同名の楽曲からインスパイアされた。2003年に沖縄で出会った湊(赤楚)と美海(上白石)が、距離と20年の時間を超えて描く純愛ストーリー。観客にはキャストが登場することは伝えられておらず、サプライズ登場に会場から喜びのため息がもれた。 赤楚は映画を見終えた観客を見渡し「この空気感をじかに受け取れて幸せです」とニッコリ。上白石も「サプライズ成功? 後ろで見ていたんですが客席の空気の振動を肌で感じることができてうれしかった。映画館という場所が大好きで、神聖な場所でこうして時間を過ごせるのが楽しみです」とほほ笑んだ。 改めて映画について「みんな優しすぎる。人を思うってすてきだな。曲もすてきだし、世界観が伝わったと思う」と笑みを深めた赤楚。上白石も「東京と沖縄、2つのシーンで描かれてますけど、実際お互いの撮影を知らなかったので、こんな顔をしていたんだ、とかこんな時間を過ごしていたんだ、と。等身大の気持ちで見られた」と明かした。 この日はさらに、登壇した2人にもサプライズで、映画の主題歌「恋をして」を歌うHYの4人も登場した。リーダー・新里英之(41)が「驚いてくれるかなと心配だったんです」と話すと赤楚は「現場にも来てくれたし、差し入れも頂いた。HYの皆さんからサプライズをもらいすぎです」。上白石は「このために沖縄から?」と目を丸くしながら聞かれ、仲宗根泉(41)は「そうなんです。このために今日沖縄から」とほほ笑み返した。 最後に上白石は「いろんな形の愛があってそれを描いた作品。どんな愛を思い浮かべるか、考えていただきたい。もう少し人に優しくしようとか、連絡してみようとか、そんな映画になっているといい」。赤楚は「この作品は思いが連鎖していくお話と思っている。曲があって、時を経て映画になった。そこからアンサーソングがまた皆さまに届く。公開から、大切な人へ思いがつながっていったらうれしいと思います」と締めくくった。
中日スポーツ