明治神宮大会に出場する「プロ指名大学生7人」!ドラフト3位以上が6人、プロ入り前の最後の雄姿に期待
11月15日に開幕する明治神宮大会・大学の部。この大会が他の全国大会と違うのは、ドラフト会議後に行われることだ。プロから指名を受けた逸材たちが、どんなプレーをする選手なのか、実際に見ることができるのだ。特に今年のドラフトは、大学生に大きな注目が集まった年。神宮大会も例年以上に盛り上がっている。出場するドラフト指名選手7人を紹介しよう。 【動画】常廣の剛速球 まず春の全日本大学選手権優勝を果たし、春秋連覇を狙う青山学院大からは、広島1位の常廣 羽也斗投手(大分舞鶴)、阪神1位の下村海翔投手(九州国際大付)、楽天6位の中島 大輔外野手(龍谷大平安)が出場する。即戦力として期待が高い常廣、下村はドラ1の評価を納得させる投球を期待したい。中島は秋季リーグでは打撃面が強化され、優勝を決めた日本大戦では満塁本塁打を記録した。自慢の脚力の高さを生かした走塁、守備も非凡で、神宮球場に駆けつけた野球ファンを魅了させるものを持っている。 春の大学選手権に続いて全国大会出場を決めた大阪商業大からは、西武2位のエース・上田 大河投手(大商大高)、広島2位の高 太一投手(広陵)の2人が出場。上田は完成度の高い投球を披露できるか。高は負傷のため、神宮大会出場を決める関西選手権ではベンチ外だったが、果たしてベンチ入りなるのか。 上武大では日本ハム2位の進藤 勇也捕手(筑陽学園)が出場。神宮大会の代表を決める横浜市長杯準決勝の国際武道大戦で逆転3ランを放っている。即戦力捕手の評価を証明できるか。 慶應大ではソフトバンク3位の廣瀬 隆太内野手(慶應義塾高)が出場する。廣瀬は東京六大学では通算20本塁打を記録。初戦の登場は高校、大学含めても最後となる18日(土)の第3試合となっている。 7人全員が本指名、3位以上が6人と有望選手が多く登場する。プロ入り後の活躍を想像しながら試合を観戦するのもいいだろう。