「また歴史を作った」大谷翔平、満票で3度目MVP! 今季は史上初の50-50達成「7億ドルに見合うだけの実力を証明し…」
米大リーグ機構(MLB)が21日(日本時間22日)、2024シーズンにおける両リーグのMVPを発表した。ナ・リーグでは、ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手が満票で3度目のMVPを受賞している。さらに、ナ・リーグで史上初となる指名打者(DH)の受賞者となった。また歴史を作ったと、米メディア『フォックススポーツ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨オフにロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった後、ドジャースと10年総額7億ドル(約1081億円)の超大型契約を結んだ。そして、レギュラーシーズンでは史上初の50-50を達成し、最終的に54本塁打59盗塁を記録。キャリア初のポストシーズンでは、ドジャースにとって4年ぶり8度目のワールドシリーズ優勝に貢献している。 昨季終盤に右肘の靱帯を損傷し手術を行なったことで、今季は投手として登板することが出来なかった。それでも打者に専念することで過去最高の打撃成績を残している。フランシスコ・リンドーア内野手(ニューヨーク・メッツ)などとMVPを争ったが、大谷は文句なしの満票でMVPを受賞した。同メディアは「大谷はドジャースでの最初のシーズンで思い出に残る活躍を見せ、昨冬に結んだ記録的な7億ドルの契約に見合うだけの実力があることを証明し、3度目のMVP獲得までの歴史を作った」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部