注目のデザインスタジオ〈FRAMA〉の世界観を堪能できるポップアップが〈Graphpaper TOKYO〉で開催中。
コペンハーゲンのデザインシーンを牽引するクリエイティブスタジオ〈FRAMA〉が南貴之率いる〈Graphpaper TOKYO〉でポップアップイベントを開催中。テーマは「Perception Form」。新作タオルの発表を機に、五感を刺激する家具とデザインオブジェのコレクションを展示・販売する。 【フォトギャラリーを見る】 〈FRAMA〉をご存知だろうか? 近年、ハンドクリームやボディクリームなど、彼らのアポセカリーを扱うセレクトショップが増えている。日本国内ではアポセカリーブランドというイメージが強いが、実は、家具やライフスタイルを彩るアイテムを多数生み出すデザインスタジオだ。
〈FRAMA〉クリエイティブティレクターのニルス・ストロイヤー・クリストファーセンを中心に、2011年に設立した。彼ら独自の美学に基づく「普遍性」をテーマに、シンプルで機能的なアートワークやクリエーションを次々と発表。木やガラスなどの自然素材、アルミニウムまで多様な素材を用いたユニークなプロダクトはコペンハーゲンのデザインシーンを牽引する存在感を放つ。
〈Graphpaper TOKYO〉は、ファッションから空間デザイン、キュレーションなど多様なジャンルのクリエイティブワークを行う、クリエイティブディレクターの南貴之によるコンセプチュアルなセレクトショップ。〈FRAMA〉は今年6月に参宮橋にオープンした同ストアに日本国内初のショップインショップとして販売スペースを設けている縁もあり、ニルスが出版した書籍『Perception Form』と〈FRAMA〉新作タオルの初お披露目を兼ねて、イベントを開催することとなった。 来日した〈FRAMA〉のニルスとフレデリック、南貴之の3名にインタビューを敢行。新作発表のコラボレーションの経緯やお互いの共通項について、話を聞いた。 ── 今回のイベントで、伝えていきたいことは? ニルス 〈FRAMA〉が持つ世界観を改めて一堂に集め、日本の人々に見てもらえるよい機会になればと思います。 新作のタオルもそうですが、普遍性の中にある、本質的な価値ーそれは空間で時間を過ごしたり、時には内省したり。そういった日常の中に存在する、ごくシンプルな時間をFRAMAの家具や製品とともに体感してもらえたらと思っています。