毎週土曜日は妻と外食に出掛けます。月4回の外食は多すぎるでしょうか? 年間の出費はいくらになりますか?
共働き世帯の外食費の平均は年間約18万円
厚生労働省の2022年度「家計調査 家計収支編」によると、2人以上の世帯での外食費の全国平均は1ヶ月当たり約1万121円(年間12万1449円)でした。こちらの金額が1ヶ月当たりの外食費の目安になります。 ・妻が働いている世帯の外食費 妻が働いている世帯での1ヶ月間の外食費は、1万4105円(年間16万9260円)となっています。さらに、具体的に妻の収入別でみると、月収8万円以下の場合で1ヶ月当たりの外食費が1万2711円(年間15万2532円)、月収8万円以上ある場合で1ヶ月当たり1万4743円(年間17万6916円)でした。 ・妻が勤労者ではない場合 妻が勤労者以外の世帯での外食費は、1ヶ月当たり1万5854円(年間19万248円)です。共働き世帯の平均より高い結果となっています。一般的に、夫のみが収入を得ている場合は世帯収入も共働き世帯より少ないケースが多いため、年間20万円ほどの外食費は金額的に多いといえるでしょう。
1ヶ月当たり1万円前後を目安に外食費を調整するのがおすすめ
2人世帯が週1回外食する場合の1回当たりの費用は平均2530円ほど、年間にして約12万円です。また、幅広い年齢で外食自体にほとんど行かないといった家庭が少なくありませんでした。そのため、一般的にみて、週1回の外食は多いほうであるといえます。 とはいえ、週1回の外食が楽しみだから仕事を頑張れるといったこともあるでしょう。その場合は、無理に外食費を節約するのではなく、1ヶ月の外食平均費用である1万円前後を目安に、調整しながら外食を楽しむことをおすすめします。 出典 農林水産省 農林水産情報交流ネットワーク事業 全国調査 買い物と食事に関する意識・意向調査 P21 厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査報告 P170 第62表 厚生労働省 家計調査 家計収支編 5 食料「酒類」~「外食」 厚生労働省 家計調査 家計収支編 第3-11表 妻の就業状態,世帯類型別1世帯当たり1か月間の収入と支出 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部